制作のひとコマ

2018年 製作中の作品 背景の一部

これらは大きめの画用紙にアクリル絵の具で描かれていて、アトリエのあちこちにたくさん広げられています。さて果たしてどのような作品へと繋がるのでしょうか。

時空を旅する 

今回の展覧会のキーワードのひとつは「時空を旅する」です。展示されるほとんどは新しい作品ですが、そこには過去の作品へのオマージュがあちこちに見え隠れします。この絵はMonkieShiotaが山に移り住み絵を描きはじめた当初の頃のもので、その時の新鮮な気持ちを表現しています。原画はすぐに売れてしまいもう画家の手元にありませんが、今回の展覧会のどこかにその面影が潜んでいるはずです。

春の陽気に

ずいぶん暖かくなってきてようやく作品制作もはかどりだしたMONSHIOさんのアトリエ。描きかけの猫の絵をふと横から眺めたら気持ち良さそうに目を細めた鳥に見えました。山の動物たちもそろそろ賑やかになりそうです。
新作は展覧会に来てくれた方に一番に披露したいというMONSHIOさんの思いから完成作品はアップしませんのでここからどうなったかはぜひ山猫ホテルへ確かめに来てください。

ゲイジュツはバクハツだ

昨年の春にFacebookをはじめとするSNSをすべてやめてからの一年。しばらくMONSHIOさんはあまり絵を描きませんでした。毎日山で樹々や鳥たちや動物たちと共に暮らしながらいろんなことを考えているようでした。そして久しぶりに筆を持った時からは2012年春ライフラインの無い山に移り住んだあの頃のようにただひたすらマイペースに自由にのびのびと絵を描く日々を過ごしてきました。そして今回一年以上ぶりに展覧会を開催することになり、その溜め込んだエネルギーを一気に放出するように作品を制作しています。正直どんな展覧会になるのか私にもまだわかりません。でもとてもわくわくと楽しみな気持ちでいっぱいです。

10年計画

今日アトリエではコラージュが次々と作られていました。すでに
足の踏み場もありません。中にはこれまで見たことがないような絵もたくさん。MONSHIOさんによると「山猫ホテル」が完成するにはたぶん10年くらいかかるとか。どおりで簡単にはつかみきれないはずです。はたしてMONSHIOさんの頭の中にはどんな建築計画書が広げられているのやら?

無題

窓越しに雨音がポツポツと聞こえる朝のアトリエのひんやりとした空気の中でストーリーの展開を待つ絵たち

あと1か月

アトリエでは展示のための構成と作品選択の作業が行なわれています。とは言えまだ未完成の絵が大半なのですが、これにはなにやら秘密があるそうですよ?
ちなみにこちらの画像の2枚の絵、果たしてどんな風に仕上がってお目見えするのでしょうか?楽しみです。

アトリエは楽園?

さんさんと光が射し込むアトリエで今日も何かギャラリーにアップしようと物色?していたら、、居ました居ました、なんだか気持ちよさそうな人達が。ここはずいぶんと居心地が良さそう?
筆を持つMONSHIOさんもずーっとニコニコしています。

明日から4月

新しい出会いの季節。わくわく、どきどき、そわそわ。
山猫ホテルではいったいどんなドラマが生まれるのでしょう?

桜と共に

もう1匹新しいキャラクターが舞い降りてきくるみたいですよ。名前はまだ私も知りません。女の子?全貌が明らかになったらまたお伝えしますね。とりあえず今日はレアなモンシオさん写り込み写真でギャラリーを更新します。ほぼ毎日と言いながらほぼ毎週に近くなってしまってすみません。アップしたい写真はたくさんあるんですが追いつかない!

「10年後にはアニメ化」を夢に掲げて

山猫ホテルは完成までに10年かかる、というMONSHIOさんの言葉は前に紹介しましたが、それもそのはず、最終的にはアニメを創りたいという夢があるそう。そこには幼少期の思い出や未来へ向けてのメッセージなどたくさんの大切な感情が込められています。それらを大事に温めながら山猫ホテルという作品にじっくり丁寧に向き合っていきたいとのこと。まだまだスタートしたばかりの山猫ホテル。展覧会は作品発表というよりも完成までの過程を皆さんと一緒に確認する場になるのかもしれませんが、MONSHIOさんの生み出す壮大な世界に興味を持たれた方はぜひぜひお付き合いください。あ、無事にお目見えした3匹目のキャラクターについてはまたあらためて。

素顔のままで

MonkieShiotaと言えば段ボールにペンキ、と思ってくださっている方にはお馴染みかもしれませんが毎回どんな展覧会でも作品はガラスやアクリル無しで剥き出しのまま展示するのが基本です。これは描いたまま、ありのままの色合いや質感を感じていただきたいからです。幸い段ボールにペンキで描いた作品は表面がしっかりしていて必要に応じて木枠さえ付ければ問題なく展示できます。ただ、今回は段ボールにペンキより紙にアクリルで描いた作品の方が多いのですが、こちらも同じく裸のまま展示する予定です。どうぞぜひ会場で作品たちの素顔に触れてみてください。

山のホテルは猫だらけ

部屋の中まで占領されているためホテルと言えど宿泊するのは至難の技。予約は10年先までいっぱいです。ご了承を。

太古の光

やわらかな陽射しに包まれていた昨日の朝のMONSHIOさんのアトリエ。デスクの上の鮮やかな黄色は陶芸美術館で開催中の特別展のフライヤーです。真横に置かれたMONSHIOさんの描きかけの絵がまるで巡り会う日を待っていたかのように見えました。2000年前、この土器たちにはいったいどんな光が降り注いでいたのでしょう。 山猫ホテルに来られたかたは美術館展示棟で開催されている特別展「弥生の美」をぜひご覧になってみてください。私たちも先日拝見したばかりですが、ふたつの世界を結ぶ素敵な時空間に漂うことができるかもしれませんよ?

2018年の光

随分間が空いてしまったので前回何書いたかなぁと見返してみました。ふむふむ。では、今回はこの写真が良さそう。本日夕方のアトリエの風景です。弥生時代の人達がこの絵を観たらどんな感想を聞かせてくれるでしょう?